一人ひとりがその人らしく、共に生きるまちをつくります。

　新年あけましておめでとうございます。

　昨年は２月末ごろから、新型コロナウィルスが全世界に猛威を振るい、以前とは全く違う生活を余儀なくされました。感染拡大防止の観点から、特養では、面会の休止や大きな行事の中止・縮小、換気等、ご利用者、ご家族にはご心配ご不便をおかけしております。今後も引き続き３密を避け、手洗いや手指消毒、マスクの着用等々、できる限りの感染予防対策に努めてまいります。引き続き、皆さまのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

　新年度より、介護報酬が＋0.7％改定されることが決定されましたが、職員の待遇改善やコロナ対策等の経費増大が予想されており、大変厳しい経営状況が続くことと思います。諸経費の増大を押さえながら安定的な経営を目指し、地域の人々の期待に応える努力を継続していく決意です。

　今年の干支は「丑」です。子年に蒔いた種が芽を出して成長する時期とされています。

　丑年には、先を急がず目前のことを着実に進めることが将来につながっていくと言われています。まだまだ先行きが不透明な状況が続きますが、わたくしたちサンフレンズは、今できることを着実に行いながら、「できるだけ自由に」「どこまでも対等に」「他者への思いを生かしあう」の理念の実現に向けて、前進していく一年にしていきたいと思います。

一日も、早くコロナが終息し、皆さまにとって平穏な日常が取り戻されることを念願して年頭のご挨拶とさせていただきます。

社会福祉法人サンフレンズ

理事長　土屋　俊彦