高齢者在宅サービスセンター 松ノ木ふれあいの家

東京都杉並区松ノ木2-14-3

 

あっという間に季節は秋になり、北から段々と紅葉が見られる時期になってきました。

１０月とは思えないほど暑い日もありますが、街を歩けばキンモクセイの香りが漂ってきたり、朝晩はヒンヤリとした空気が流れていたりと、少しずつ季節の移り変わりが感じられます。

 

秋といえば、『読書の秋』や『食欲の秋』など、『○○の秋』という表現がよく使われます。

今回は、松ノ木ふれあいの家が１０月に行った活動の中で、『芸術の秋』と『スポーツの秋』を感じる活動をそれぞれご紹介いたします。

 

まずは、ウォークラリーという活動についてのご紹介です。

ウォークラリーとは、マップに沿って地域の中を歩き、健康づくりやコミュニケーションを図ることを目的に行う野外プログラムを指します。

今回ご紹介するウォークラリーは松ノ木ケアチームが主催をしており、松ノ木から成田東地域内で１８か所に設置されたキーワードを巡りながら街歩きをするプログラムになっています。

 

松ノ木ふれあいの家には、ゆうゆう館でのお習字活動の作品とともにキーワードを設置しております。

施設入り口の右手にありますので、施設の外から確認できます！

（一部写真を加工しております）

 

松ノ木ふれあいの家からは、せいきょう診療所に展示をさせて頂いております。

キーワードに加え、ご利用者が制作したお習字の作品と、昼休みの活動や季節の行事の写真を掲載しています。

 

 

展示されているお習字の作品を通して『芸術の秋』を感じて頂ければなと思います。

１０月２１日㈪から１１月２２日㈮まで開催しておりますので、是非お立ち寄りください！

 

 

続いては、松ノ木カレッジという活動についてです。

松ノ木カレッジとは、ケア２４松ノ木が毎月企画をしている講義のことで、地域活動に必要な技術や知識を学ぶことができるものになっています。

松ノ木ふれあいの家は、松ノ木カレッジに講師として参加しており、夏にはデイサービスがどういったところなのかを学びに施設見学をしにいらっしゃいました。

今月は、介護の現場で行っているレクリエーションを実際に体験しながら学んで頂く講義を行いました。

私もレクリエーションの進行役として参加させて頂いています。

 

１０月は全国的に運動会が行われる季節なので、チーム対抗の運動会を模してレクリエーションを用意しました。

 

まずは準備体操から。

 

こちらも実際に松ノ木ふれあいの家で行っている体操を体験して頂きました。

体のストレッチから、頭の体操まで、時間をかけてじっくりと行っていきました。

 

準備体操が終わると、ついに運動会の開幕です！

秋の味覚に準えて命名して頂いた【くりくりチーム】と【渋柿チーム】に分かれ、点数を競っていきました。

 

体験して頂くレクリエーションは全部で４つ、松ノ木ふれあいの家で特に好評なレクリエーションを持っていきました。

こちらは【ピッチャー＆キャッチャー】というゲームをしているところです。「はい！」とボールを投げて、「よいしょ！」と受け取っていました。

お次は【玉送りゲーム】をしていきます。ボールを落とさないように足で運んでいきます。

【足でポン！】では、足の甲に玉を乗せ、的めがけて投げていただきました。

最後は【出た目でポン！】で勝負です。サイコロの出目を計算しながら頭も使って頂きました。

 

 

「やった！」「頑張れ！」「惜しかった！」と、勝敗に一喜一憂する受講生の皆さまの熱量は、まさに運動会に参加する学生の様でした。

 

汗を流しながら笑顔いっぱいで取り組んだ今回のレクリエーションは、『スポーツの秋』に相応しいものでありました。

 

松ノ木ふれあいの家では、「地域貢献」として様々な形での地域活動の参加に取り組んでいます。

この松ノ木地域において、住みやすい地域・相談しやすい環境づくりや介護サービスの充実を目指し、今後も地域と連携し「地域貢献」に関われたらと思います。

 

文責：岡田