杉並区地域包括支援センター ケア24善福寺

東京都杉並区西荻北4-31-11西荻ミキサンハイツ 1階

杉並区内では、毎日詐欺の電話がかかってきており、

令和２年の被害件数は148件、被害総額は約３億7900万円でした。

ケア24善福寺にも日頃から詐欺被害の相談や、危ない電話がかかってきた

という相談が入っています。

11月16日(火)西荻区民センターにて、たすけあい協力員と民生委員の皆さんを対象に

ケア24上荻と合同の特殊詐欺被害防止講演会を開催しました。

はじめに、荻窪警察署生活安全課の谷口氏にお話していただきました。

詐欺の種類はいわゆるオレオレ詐欺といわれる『アポ電詐欺』と、

『還付金詐欺』の２つがほとんどを占めるとのことです。

オレオレ詐欺は、電話で詐欺師と話さない限り騙されることはないため、

普段から留守番電話にしておくことや録音機を設置して会話をしないことが

予防のカギだそうです！

また、還付金詐欺への防止としては『ATMで携帯を使わない』ことを徹底するようにと

お話がありました。

次に、株式会社自然堂の役者の皆さんの演劇を鑑賞しました。

詐欺師たちが、マニュアルをみながら言葉巧みに高齢者を騙そうとします。

高齢者を銀行へ誘導する際も、銀行員から声がけをされないように

無人のATMを指示するのだそうです。

騙されないためには、詐欺師の気持ちや考えを想像すると良いのかもしれません。

5名の役者さんによる迫真の演技でした。やっぱりプロの方ってすごいです。

騙されない！！と思うのではなく、騙されるかもしれないと心にとめることが大事だそうです。

合言葉は「だ・ま・さ・れ・る」

電話機の近くに貼っておけるように参加者に配付されました。

参加者からは、何度も詐欺電話がかかってきているという実体験や、

ご家族と日頃からご連絡を取り合っているという対策などのご意見がありました。

今日教わった内容を色んな方にお伝えしようと思います。

 （小川）