杉並区地域包括支援センター ケア24善福寺

東京都杉並区西荻北4-31-11西荻ミキサンハイツ 1階

最近急に肌寒くなり、訪問に出かける際に着込む数が増えてきました。

 

先日、杉並区外出支援相談センターもび～る主催のおでかけ企画に参加しました。

（共催：ゆうゆう善福寺館、ケア24善福寺）

 

この企画は、おでかけする機会がめっきり減ってしまった方を対象に

ご近所の方同士の交流と、ちょっぴり遠出して季節を楽しんでもらおうと計画されました。

ケア24善福寺は、車椅子の貸し出しと当日の介助スタッフとして参加しました。

 

2週間前からチェックしていた天気予報。

数日前まで雨マークがついていて心配していたのですが、

当日は快晴！晴れ女が多数参加していたようです。

 

各々の自宅や乗り場から送迎者に乗り込み、早速『太田黒公園』へ

 

ステップや手すりがついていて乗り降りしやすく、揺れの少ない快適な車移動でした。

 

代表の樋口さんからご挨拶と今日の行程についてお話があり、いざ！中へ！！

 

 

入ってすぐ銀杏並木がお出迎え。

黄色のじゅうたんが広がり、皆さん思わず声が出ていました。

こちら樹齢100年を超えているそうです。とても立派でした。

 

園内では、60本以上のモミジが紅葉の見ごろを迎えていました。

 　

風もなく穏やかなお天気で、池に映る紅葉がとてもきれいでした。

 

 

太田黒公園を見た後は、徒歩や車椅子を利用して『荻外荘（てきがいそう）』へ

荻外荘のすぐ横の荻外荘公園で郷土史会の小島さんから、お話をうかがいました。

 

この場合は、内閣総理大臣を3度務めた政治家「近衛文麿（このえふみまろ）」が

昭和前期に住んでいた屋敷で、政治の転換点となる重要な会議を数多く行ったり、

昭和20年12月に自決した場所でもあるそうです。（国指定史跡）

 

現在は閑静な住宅街の一角にある場所が

太平洋戦争に関係する政治の舞台になっていたなんて・・・

（↑無知な私の心の声です。皆さんはよく知っているようでした！笑）

 

ちなみに、現在荻外荘は整備の途中だそうで近づくことはできません。

元あった形に復元する予定で、出来上がるのは3年後とのことでした。

 

最後に小島さんが「３年後の出来上がった様子をまた見に来ましょう！」と

おっしゃっていました。

 

散策中、参加者同士で「もしかして〇〇さん？！」とか「おひさしぶりね！」という声が

ちらほら聞かれました。

外出の機会だけでなく、ちょっとした「お久しぶりね」の会となっていました。

 

12月には、参加者の皆さんと一緒に散策のふりかえりを行う予定です。

写真をみながら色んなお話ができそうです。

 

中心メンバーの皆さんが直前まで細かく段取りしたり調整されていたのが

印象的で、とっても素敵な企画に参加することができました。

 （小川）