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お知らせ・ブログ

臨床美術

  • 2025年03月31日 07時50分
    ブログ

おあしす上井草では、2月、3月と月1回のペースで臨床美術(アートセラピー)の取り組みを開始しました。きっかけはご利用者宅に計画作成担当者がモニタリング訪問した際に、ご家族の方から臨床美術を高齢者施設で実践しているという話をお聞きしたことからでした。そこからご家族のご協力のもと2月に午後のレクで行ってみたところご利用者の反応がとてもよかったため継続して行おうということになりました。

 

<臨床美術の5つの魅力>

1.年齢、性別、人生のバックボーンに関係なく楽しめます。

2.作品が手元に残ります。

3.具体的に作品の良いところを伝え認めることができます。

4.自分自身を発見することができます。

5.希望が持てます。

(特定非営利活動法人 日本臨床美術協会HPより)

 

何を行うのかというと、はがき大に切った紙やすりの表面にクレパスで思い思いに線を描いたり、絵を描いたりするだけなのですが、紙やすりのザラザラした面にクレパスを動かしたときの削れる感触が何とも言えず気持ちが良いです。力を入れずとも手を動かすだけで描けるのでどなたでも参加ができます。

美術というと高尚なイメージですが、これはとても敷居が低いです。

まさに「みんな違って、みんないい」ということが具現化されたような感じです。

5つの魅力のうちで「3.具体的に作品の良いところを伝え認めることができます。」ということがお互いに素直に出来てしまうのがとても不思議なのですが、これは体験しないと分からないかもしれません。

機会があれば皆さんもお試しください。

↑ご利用者の作品をホワイトボードに貼って、皆でそれぞの作品を褒め合いました。

(菱木)